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塗工房

上塗りは美しい輪島塗を仕上げる最後の塗り。最大の敵はチリや埃。なので職人さんはとても気を使いながら塗り上げていきます。窓を開けたりすることも許されません。職人さんの見学は窓越しでしか見れませんが、そっと覗いてみて下さいね。

輪島特産の珪藻土を蒸し焼きにした「輪島地の粉」を漆に混ぜて、一辺地、二辺地、三辺地と塗り重ねることで、輪島塗はとても丈夫な漆器となります。「布着せ」や「地縁引き」などの細やかな配慮を積み重ね、上質の漆を何層にも塗り重ねることで、輪島塗の深い艶やかさ、永年の使用に耐える丈夫さが生まれます。

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作業工程

ごみとり刷毛で細かなチリを払い、渡し刷毛で適量の漆を荒付けしてから、仕上げ刷毛で仕上げ塗りをする。そして、作業中に付着したチリやほこりは、鳥の羽軸や竹棒で丹念に拾い上げ、漆が垂れないように回転風呂で反転させながら乾燥させる。

POINT:

①上塗で使用する刷毛は人間の髪の毛。

②上塗はほこりを嫌うので、上塗師以外の出入りはなるべく避ける。

③漆の乾燥は湿度で堅くしまる。