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なおしもん

むかしむかし、輪島の塗師屋(輪島塗販売)は、漁業や農業が終わる秋まつりが終わるころ、輪島塗の漆器を持って、宿場町などへ売り歩きました。

塗師屋は毎年、自分の持ち場である宿場町へ行き、漆器を売ることはもちろん、冬の間その宿場町で滞在し、売った漆器の状態を確認していきました。

宿で使われる漆器は毎日毎日何度も使われるため、漆器の傷みも普段使いより早いものでした。塗師屋は、その傷みのある漆器を持ち帰り、傷んだ箇所を修理するのです。

持ち帰ってきた漆器を輪島では「なおしもん」といいました。

その「なおしもん」は輪島へ持ち帰り、塗り直しや修復を行い、また翌年の秋まつりが終わるころ塗師屋が宿場町へ出向き、漆器を納めてくるのです。

輪島塗が全国へ広がり有名になったルーツのひとつがこの「なおしもん」であることでしょう。

なおしもんの良さ

・輪島塗は傷や傷み、割れ、欠け等があっても修理、修復していつまでも使えるものです。

・修理を行うことで漆器は半永久的に長く使って頂けます。

・輪島塗は細かい工程が約124もあります。修理はその工程のどこまで遡るかによって、日数、修理費用が決まります。

・修理だけでなく、模様を付け足したり、模様を取り払ったり、黒いお椀を朱のお椀へ塗りかえるなど、リメイクすることも「なおしもん」ができることです。

・決して安くはない輪島塗だからこそ、「なおしもん」をすることによって一生使える漆器になり、また、その愛着や思い入れもより強くなり、思い出深い漆器へ変化していきます。

なおしもんSTORY

輪島工房長屋では漆器をはじめたくさんの工芸品の修理を承っております。そんな中に出会う漆器たちにはそれはそれはたくさんの思いが詰まっていました。

修理の依頼はメール又はお電話にてご連絡下さい。