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■開催日時 |
平成15年3月13日(土) |
■テーマ |
水 |
■開催場所 |
新橋・鳳至地区 |
■開催時間 |
10時〜12時 |
■天候 |
晴 |
■参加人数 |
26名 |
■案内人 |
隅屋良一さん(新橋まちなみ振興会 会長) |
■コーディネータ |
水野雅男さん((有)水野雅男地域計画事務所所長) |
■回遊ルート |
長楽寺 (集合)→新橋浴場→大向サイクル→吉田味噌醤油店→水道記念碑→浄明寺裏の山水→大崎漆器店の井戸→長楽寺(解散) |
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第7回目は、私たちが生きていく中で、なくてはならない『水』をテーマに新橋・鳳至地区を探検しました。
はじめに、新橋浴場を訪ねました。年季のはいった看板をくぐり、脱衣場に入った瞬間まず目に飛び込んだのは、漢数字の書かれた木製のロッカーでした。なかには扉が外れているのものもあり、参加者から驚きの声が聞こえました。また、ロッカー横のベビーベッドには、近所の方の手作り漬物が100円で販売されていました。次に裏のボイラー室脇には、製材屋から仕入れた薪が山ほど積み上げられていました(写真@)。新橋浴場の営業時間が15時からなので、11時頃火を入れるそうです。また、浴場の水は以前、井戸水を使用していたそうですが、ガソリンスタンドができた頃に水の流れが変わったそうで、今は使えなくなり、今では水道を使用しているとのことでした。創業52年の歴史ある新橋浴場は、参加者から「懐かしかった」との声がたくさん聞かれました。
次に、隅屋さんが昭和34年の大水害で、集中豪雨と河川の浸水で家屋が浸水したという話をしてくださり、大向サイクルで実際にその時の写真を見せていただきました。
続いて、昔からある唯一の道を横目に見ながら、吉田味噌醤油店を訪ねました。店の奥には大きな味噌樽がたくさん並んでいました(写真A)。その脇に井戸があり、蓋を開けてみると水があるのが確認できました。しかし、ここでも現在井戸水は使用していないとのことでした(写真B)。店を出て、細い小道を抜け、小加勢川に沿って鳳至小学校前の水道記念碑に立ち寄りました(写真C)。この記念碑は昭和初期の井戸跡を示すものだそうです。ここでは参加者が、「昔は天秤をかついで、井戸に水を汲みに行っていた」など自らの体験談を話していました。
浄明寺裏の山水は、近くの酒造店が水をひいているというだけあって、とても澄んでいました(写真D)。最後に第1回のまちなか探検隊でもお世話になった大崎漆器店を訪ねました。建物の奥には現在も使用しているという井戸を見せていただきました。夏は冷たく、冬は温かいという井戸水は飲み水としてではなく、食器などを洗うときなどに使用しているそうです(写真E)。今回は水の歴史などを新たに発見できた探検隊でした。 |
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↑新橋浴場内 |
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↑写真@ |
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↑昔からある道 |
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↑吉田味噌醤油店の大きな扉 |
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↑写真A |
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↑写真B |
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↑小加勢川 |
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↑写真C |
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↑写真D |
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↑写真E |
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